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本尊 薬師如来  前立 聖観世音善薩
和尚のペ-ジ (平成27年) 26年はこちら
     林陽寺住職です。
 
今年もよろしくお願いします。
 私の友人が書いてくれたイラスト です。
@ USTREAM: NPO法人ナガラビトがお送りする、岐阜 のカルチャープログラム。 岐阜の歴史、文化、芸術を切り口に、岐阜に暮らす人たちが もっともっと岐阜を自慢したくなるような情報をご提供する放送にゲスト出演。クリックしてご覧ください。
 2015.12.24

ぎふ七福神 完全踏破

「ぎふ七福神」も開創5周年を迎えました。来る年のお開帳にむけて、県内のフリ-ペ-パ-各誌は沢山の特集を組んでいただきました。巡拝の方法も、車・自転車・歩き等色々です。最近では、健康志向の中、歩いて回りたいという方もありまます。今日、お寺参りを趣味とされるT氏と早朝より完全踏破に挑みました。林陽寺を早朝7時40分に出て、長良川沿いの道を大覚寺(9時10分)へ、途中お茶をし吉祥寺(11時10分)へ、福富から藍川橋を経由し龍雲寺(12時40分)へ、156号線にでて途中昼食、続いて智照院(14時)へ、岩小学校の傍らを通り瑞巌寺(14時50分)へ、同じ道を林陽寺(16時)へと完全踏破。約8時間。距離30キロ弱。歩数48820でした。どうぞ挑戦してください。
            
途中の景観(長良川と金華山)









 2015.11.16
布教講習会      講師 ネルケ無方老師

  キリスト教的世界観いわば、神がいて人がいる垂直的世界観の中から、仏教的世界観、お釈迦様がはるか先にいて、それを目指して修行する水平的世界観。おおきく異なった世界観のなかから仏教に傾倒された理由を尋ねた。一神教の神様ありきの世界よりも、汎神教的な世界いわば仏教的世界観の方が理解しやすかった。兵庫県の山の中、安泰寺で自給自足を基に、修行僧を指導するなど実践を通して菩薩道を目指していると語られる。死ぬまでたどり着けないかもしれないが、方向としてはまちがいなく納得して歩んでいる。
 講演の中から印象的な言葉、話を列記すれば

・「一日作さざれば、一日食らわず」(いちにちなさざれば、いちにちくらわず) 禅 僧、百丈 禅師」
・「道元禅師は詠む『おろかなる吾は仏にならずとも衆生を渡す僧の身ならん』」
・「ハウスの屋根の下で、支柱に結ばれ、丁寧に芽かきまでされてはじめて実のなるトマ トのような弟子では困る。自己主義ばかりいうかぼちやでもダメ。安泰寺の弟子たちに は、-本の竿を頼りに、自力で伸びてゆくきゅうりのように育ってほしい。そのために、 その「-本の竿」という師匠の実物見本が問われている。
・坐禅=呼吸に気づく。首より下と上が一体となった。
 
やはり実践を重んじ、釈迦のように菩提樹下での坐禅、老師の大阪城内におけるホ-ムレス雲水(ホ-ムレス坐禅)を通しての修行など、引きつけられるお話しが多かった。ふと、永平寺の禅師様の「流汗悟道」の言葉が頭をよぎった。畑に出て、大根や芋を作り、街の信者さんに差し上げている。禅寺の坊さんらしく生きていきたいと願っての日々の精進である。


 


 2015.10.29~31

東北松島にて、曹洞宗教誨師連合会の研修会が行われました。講演が二題、班別研修、それに大震災追悼慰霊法要並びに復興祈願法要。講演の一つは、東北大学の今村先生の『東日本大震災の教訓と将来への防災の備え』、自坊のある岐阜も濃尾震災から約120年、「大災害を繰り返さないための研究・実践」・「生きる」のではなく「生きぬく」姿勢などの言葉が印象に残りました。地震も多く、地球の活動期のような気がしますね。二つ目は、通大寺金田老師の移動傾聴喫茶「カフェ・デ・モンク」を中心とする活動実践と「臨床宗教師養成の試み」と題してのお話しでした。自身の教誨活動も時して、傾聴もあり、大変参考になりました。東松島市長音寺様にて東日本大震災追悼法要並びに復興祈願法要。長音寺様へは2311月に続いて2度目の拝登となりました。新たにご住職様も決まり、復興への足音が聞こえてきましたが、居住制限区域とのことで寺は建てられるが、住職の住む庫裡などは建てられないとのことでした。言葉ではあらわせない困難と厳しさがあります。帰り際、ギリシャののおじさんがバイクでお詣りに立ち寄りました。日本は、安全安心で素晴らしい・・・。


         2015.10.14~15

駒沢大學禅文化博物館にて開催されている「東皐心越と水戸光圀~黄門様が招いた異国の禅僧~」展と禅博セミナ-『「東皐琴譜」の成立』と題した坂田進一先生のお話しと中国琴の演奏を聴いてきました。
 今回の企画展の主人公は中国からやってきた禅僧東皐心越(1639~1695)と水戸黄門のモデルでおなじみの徳川光圀(1628~1700)。明出身の心越は、王朝が明から清に変わる戦乱を避けて来日。すぐれた禅僧であり、たぐい稀な文化人であった心越の名声は、やがて光圀の耳に届き、水戸に招かれる。心越の禅は曹洞宗寿昌派として独特な禅風を築き、また、伝えた文化には七弦琴、篆刻、目薬などが知られ、数多くの書画も残している。県内にも、龍泰寺の世代様との親交もあり、多くの作品が残されています。曹洞宗に与えた影響も大きく、江戸期の宗統復古に少なからず寄与。今回の展示は、水戸の祇園寺等に残る書画が中心であったが、初めての大きな展示会でもあった。今後、さらに顕彰が進むように思われる。坂田先生の七弦琴の演奏もすばらしかった。帰りに、水戸藩江戸屋敷の後楽園を散策して帰りました。
 なお、当HPの「書斎の窓」の初めの方に(スクロ-ルしてください)下の方「東皐心越」禅師のレポ-トがあります。ご覧ください。
2015.10.12 スタ-ト

ぎふ中日文化センタ-にて「禅に学ぶ生き方~自分を見つめてみましょう」始まります。
 2015.08.25~28
戦後70年台湾慰霊の旅

戦後70年、台湾における戦没者の方々の慰霊を台北にて行いました。台湾にても多くの方々が犠牲になられています。台北には、1910年(明治43年)に建てられた「曹洞宗台北別院」があり、現在は「東和禅寺」として台湾人の尼僧さん達により守られています。この寺にて、ささやかな慰霊法要を行い、交流を深めました。この地には、現在立派な「鐘楼堂」(1930年建立)が残り、飾り気の無い山門に永平寺と總持寺の寺紋を付した額が掲げられ、「東和禅寺」と記されています。1914年には観音禅堂(現在の東和禅寺伽藍)を建立され、1916年(大正5年)には私立台湾佛教中学林(後 私立曹洞宗台湾中学林)が創設されました。この学校は、私立泰北高級中学として現存しています。


 
         2015.07.06~07

k学びの旅「身延山と家康400年祭」第5回陽林会。梅雨の真最中でありましたが、それほど降られること無く無事に終わりました。車中で萬屋錦之介主演の映画『日蓮』(1979年)を鑑賞。事前学習をして身延山を参拝、境内を特別拝観し説明を受ける。雨の中、奥の院「恩親閣」、上人草庵跡や墓所にお詣りする。翌日、諦めていた富士山も遙拝することが出来一同感激。400年祭の「東照宮」や「静岡浅間神社」をお詣りして旅を終えた。訪問地では、全て説明を受け、まさに学びの旅であった。






       2015.06.23
k岐阜県百寺を部田氏と拜頭。高山市清見から馬瀬、飛騨一宮、高山市と回りました。今回のもう一つの目的は、飛騨高山御嶽山北西標高千mに位置する霊地「秋神」に、ウッディヤーナ山タルタン寺(チベット仏教金剛乗ニンマ派)を建設中の山主 林久義氏にお会いし、ネパ-ル地震の義援金を依頼、ネパ-ルにとどけていただくことであった。林氏は、ネパ-ルのパタン市のロ-タリ-クラブと親交があり、すでに義援金を送られているとのことであった。林陽寺一同の義援金は、参禅会や写経、お寺詣りの方々、それに当山よりの浄財である。タルタン寺は全てが林氏のセルフビルドによる建築制作中。山水と薪ストーブの生活。オーガニック畑で自給自足。夏は極楽、冬は極寒の完全ナチュラルなチベット仏教修行的暮らしの日常を過ごされています。完成すれば、素晴らしいチベットのお寺ができあがるでしょう。また、お伺いします。



       2015.06.17
k葬儀についてのセミナ-が、岐阜県仏教会主催にて開催されました。「葬儀のあり方が変わってきており、家族葬、直葬等の言葉が氾濫し、多くの方々には、迷いも生じております。そのような現状の中で葬儀について僧侶、葬儀社、研究者の方々にそれぞれの立場から発言をいただき葬儀のあり方について考えてみたいと思います。」というシンポジュ-ムでした。県仏橘会長の総合司会により進行。葬儀社の方々からは現状の報告があり、親子の別居、病院からの直葬、家族のみの法要、など規模の縮小化がますます進んでいるなどのお話がありました。僧侶ということで出させていただきましたが、残念なことに日本人が持っていた宗教文化や葬送文化が忘れられ、化石化していくことを危惧し、継承されるべき子ども達に心の潤いすらなくなっていくことに愁いを感じているとお話させていただきました。県仏では今後も続けて開催したいとのことでした。立席も出るほどの方々に参加していただきました。







       2015.06.07

k林陽寺護持会主催の境内清掃、毎年6月第1日曜日、朝7時30分集合お昼までの奉仕活動です。併せて、消防署よりご指摘を受けていた「消防訓練」を行いました。お寺は、集合施設で公民館と同じです。寺の住職は、防火管理者の資格を取らなければなりません。私も20年ほど前に講習を受けました。境内清掃の後、通報訓練、消火訓練、避難訓練を20名ほどで行いました。消火栓のホ-ス等に水漏れもあり、修理や購入が必要でした。これからは毎年の恒例行事とし、消防署の指導を受けます。ご苦労様でした。






       2015.05.15日
k曹洞宗の県内寺院253ヶ寺全ての巡拝を終え、一緒に廻っていただいた部田さんの手によってCDに現状を記録していただきました。
 引き続いて、岐阜県百寺(昭和62年刊 郷土出版社)を廻ろうと計画、昨日は世界文化遺産白川郷から飛騨の方面の寺を巡拝。白川郷は、まさに世界的な観光地になりましたね。木曜日の午前10時ころ、外国のお客様を乗せた観光バスがずらりと並んでいました。駐車場の係りのおじさん、外国のお客さんが9割ですねと。明善寺の前も外国の人で一杯でした。





2015.04.14
~16日
kara
3年半にわたり巡拝いたしました四国霊場結願を迎えました。高野山にもお参りしました。ありがとうございました。


八十八番大窪寺


高野山参拝


大阪 観心寺参拝
2015.03.28
~29日

しだれ桜の満開に合わせて、寺カフェとコンサ-トを開催しました。28日は快晴、29日は雨と変わりやし天気でしたが、沢山の方々においでいただきました。





写真クリックください。
2015.04.13
ぎふ中日文化センタ-にて「禅に学ぶ生き方~こころの洗濯をしましょう~」始まります。
2015.03.09~10

四国八十八ケ所巡拝が4月に満願を迎えるにあたり、第1回目不参加の方々と共に第1番から12番までお参りしてきました。3月寒波の中、1日目は大雨、2日目は寒さと雪の中、お大師さんに導かれてのお参りでした。歩き遍路の方々が沢山おみえになりました。中でも、カナダの若者達4名が、2ケ月の予定にてテント生活にて巡拝すると11番から12番へ12.5キロの山越えに雪の中、元気に歩いていきました。四国遍路は、世界に知られた巡礼の道ですね
2015.02.19

京都 龍谷ミュ-ジアムに行ってきました。毘沙門天にお会いしてきました。すばらしい博物館でした。
2015.01.11

27年度、新春
第1回坐禅。
今年も始ま
りました。
2015.01.05

岩滝山毘沙門堂の毘沙門様が、京都龍谷ミュ-ジアムでの展示のため送り出しました。